「読む読書から聴く読書へ」

EDGEでは約10年間、文部科学省委託事業である教科書の音声化を行っています。
令和6年度からは、上記事業で培った技術を活かして、小学校のカラーテスト(業者テスト)も音声化しています。

令和元年、誰もが読書をできる社会を目ざして読書のカタチを選べる『読書バリアフリー法』が施行されました。しかし、音声化をはじめとする読書のバリアフリー化は、それほど進んでいないのが現状です。
「この本(文章)を音声化したいけど、どのようにすればいいのかわからない。」「どこに頼めばいいのかわからない。」といった出版社様、発行元様、ぜひEDGEにご相談ください。
教科書音声作製者の立場から、また、ディスレクシア当事者の立場、支援者としての視点で、音声化に関わる様々なご質問、ご相談をお受けいたします。お気軽にご連絡ください。

EDGEの音声化と自動読み上げ、人による朗読との違いについて

自動読み上げ
最近の自動読み上げはとてもよくできていて、無料で使えるものもあり、とても便利です。誰でも手軽に簡単に使うことができます。
人による朗読
昔からある手法で、とても聞きやすいと思います。
新しく作るにはコストはかかりますが、著作権の切れたものならYouTubeに無料のものがたくさんあります。
EDGEの音声読み上げ
AIの「声の職人」を使って、読み方やイントネーション、間などを調整して、聞き取りやすく作っています。

EDGEの音声読み上げの特長

  1. ①自動読み上げのような読み間違いがない。
    (例)
    今日 キョウ コンニチ
    市場 シジョウ イチバ
    風車 フウシャ カザグルマ
    日本語には、同じ漢字で違う読み方をするものがたくさんあります。EDGEでは、ひとつひとつ確認しながら必要に応じて修正しています。
  2. ②聞き取りやすい。
    音声読み上げでよくある不自然なイントネーションは、細かく調整して自然に聞こえるようにしています。また、間を調整して、文章の意味を捉えやすくしています。
  3. ③改訂版をつくりやすい 改訂版をつくるとき、人が朗読している場合から作る必要がありますが、音声読み上げなら変更箇所のみ作製することが可能です。これはコスト削減にもつながります。
お問い合わせ先
音声教材BEAM音声化事業部<edge_beamplus@npo-edge.jp