人材育成

周りの理解と適切な支援や対応で子どもたちは本来の力を発揮して幸せになることができます。
そのために、子どもたちの味方となる人材(発達障害全般への支援、ディスレクシアの指導と支援を学び実践できる人材、アセスメントをすることによってすぐに支援につなげることができる人材)の確保が重要です。

発達障害のこどもを理解し、適切に関わる力を育む

「発達障害とは何か」から始まり、LD・ADHD・ASDなどの特性、ニューロダイバーシティ、心の受け止め方、リフレーミング、こどもの権利やアドボカシー、合理的配慮まで、こどもを取り巻く多様な背景に目を向けたeラーニング講座です。 学校現場や支援の現場で活かせる基礎的な知識と実践的な視点を、事例やワークを通して学びます。こどもたちの見方・味方になるために必要な視点を身につけられる構成です。

読み書き困難がある子どもの指導・支援を学ぶ

障害を持つ児童生徒の理解については教員免許を取得する際の必須単位になりましたが、教育の基本である読み書きの困難さを持つ児童生徒の理解と支援・指導について体系的に学ぶことができる講座は少ない状況です。 ディスレクシアはじめとする読み書きの困難がある児童生徒が一人でも多く、適切な対応をされて本来の力を発揮できるよう、また先生方の一助となることを願ってつくられた講座です。

LSA(学習支援員)の養成

小・中・高等学校の通常学級に在籍している発達障害を持つ特別な支援が必要な児童生徒に対して、学校としての適切な対応が求められています。学習活動上のサポートを行う「特別支援教育支援員」の活用が、それぞれの困難さに応じた適切な教育を実施する上で一層重要になっています。

※特別支援教育支援員の名称は「学習支援員」「教育補助員」「学校生活支援員」など、各地の教育委員会によってさまざまです。

読み書きアセッサーの養成

読み書きがすらすらと正確にできない状態を理解して、アセスメントのやり方だけではなく、その前提となる日本で使われている文字、読み書きのメカニズム、読み書きの困難さのメカニズム、その上で結果に準じてどのような支援や指導ができるのかを学ぶことができます。
読み書きの困難さの日本語での評価がやっと標準化され使われるようになりましたが、評価の結果から「どうしたら良いのか」の提案まで行える人材はまだまだ不足しています。この講座では評価の数字からどのような提案をすれば良いのかまでを学ぶことができます。