ディスレクシア当事者でエッジ創立のきっかけを作った建築デザイナー・陶芸家の藤堂高直(エッジ理事)の作品がイタリア最大のデザイン賞A’Design Awardで銀賞受賞!
同作品は、[d]arc awards(イギリス)、LIT(Lighting Design Awards、スイス)も受賞しています。
Through the Looking Prism 藤堂高直と服部祐介(ambiguous)の共同作品
エッジ創立は、藤堂高直が15歳で英国に留学したときに、現地でディスレクシアと診断され、藤堂栄子(会長)に頼んだことがきっかけです。
「自分はこのお母さんがいて、英国に行きたいと言った時に送り出せる環境があり、英国ですぐに診断され、自分のことがわかり、すぐに支援を受け、将来に向かって進む道が見えてきた。
思い返せば日本の学校でも僕よりも大変な思いをしている子たちがいた。僕は大丈夫だから、ママは何か日本の状況を変えることをして」
それから25年、NPO法人エッジはディスレクシア支援に関わる様々な政策提言をすると同時に、学習支援員の養成、音声教科書の開発、教員・支援者向けオンラインコース、アセスメントなどを実施してきました。
藤堂高直は建築ワークショップやNODE(おとなのディスレクシアや研究者らによる能動的に社会貢献するネットワーク)の活動、K&Tクラブ(キッズアンドティーンズ)交流活動など、当事者のロールモデルとして積極的に活動しています。
こどもとおとなの当事者☆交流会(東京都港区)2025年5月 大人の当事者とK&Tクラブのこどもたちが自由な発想でアート体験交流 右が藤堂高直
シンガポールディスレクシア協会で藤堂高直がアートコンペ審査員だったときに「日本にはディスレクシアの子たちの持っている可能性を発表する場所が少ない」とディスレクシア・アートコンペティションを発案。第1・2回とも個性的で表現力あふれる作品が集まりました。
クラウドファンディングのご支援を活用して、第3回となる今年もディスレクシア・アートコンペティション開催を準備しています。
クラウドファンディング達成まで、さらなるご支援をどうぞよろしくお願いします。