夏休みに入りました。エッジではLSA(学習支援員)養成講座のスタンダードコースが始まります。エッジスタッフは、発達障害の子どもを理解して支援するために、必ず受けている講座です。ディスレクシア・アートコンペティションで、子どもたちのアート作品の募集もしています。ぜひ周りの方に「こんなおもしろいのやってるよ」と声をかけていただけたらうれしいです。
そして!パリオリンピックが始まりましたね!2021年の東京オリンピックではボランティアをしました。「3年後に会いましょう」と言われて、もらった写真がこちらです。
エッフェル塔の足のひとつが義足のスプリントになっています。これはすごいですよね。ぜひ行きたいと思ったのですが、なぜか私はここ日本にまだおります。今年は行かないことにしました。
パラリンピックで学んだことというのは、「失ったものを数えるな、残られたものを最大限いかせ」という、パラリンピックの父と呼ばれるイギリスの医師ルードウィヒ・グッドマンが残した言葉です。後天的に戦闘や事故などで機能を失った方たちのリハビリから始まったのがパラスポーツです。
スポーツと限らず発達障害にちょっと置き換えてみると、「生まれつきないものとか困難なものを数えるな。あるものを最大限にいかせ」となるのではないでしょうか。
その人の不自由さに合わせてルールの変更と調整をするとパラリンピックでは言っています。アーチェリーやユニバーサル陸上リレー、水泳とかほとんどの競技でです。この変更と調整をすることによって、スポーツとして楽しめる、そして競技として成り立っています。
これこそ私たちが日頃行なっている、教育での合理的配慮そのものです。ダイバーシティというのは力です。強みなのです。多様性がないと世の中つまらないし、豊かさにつながらないと思います。
持てる力で勝負しよう
ないことに目を向けるのではなく、あることできることに目を向けて磨く
それを発揮できるようにする
私たちができることです。